治安が心配な女性にオススメ世界遺産グアナファト/メキシコ観光旅行記
- 2020.12.30
- Mexico(メキシコ)
- 世界遺産
“メキシコ“と聞いて最初に思い浮かぶのが「治安の悪いイメージ」や「麻薬」かもしれません。
実際にメキシコに行ってみるまでは、犯罪に巻き込まれたりしないかちょっと不安でした。
そんな気持ちの中、メキシコで一番最初に訪れたのが世界遺産にも登録されているグアナファトです(^^)/
とても可愛い街で(比較的)治安も良いので、女性の旅行者にもオススメなんです!!
(私がメキシコ旅行へ行ったのは2016年10月から11月です。)
※グアナファトではミイラも有名で、今回のブログの後半で写真を紹介するので、苦手な方は閲覧注意!!
世界遺産 グアナファト(Guanajuato)
グアナフアト – Wikipediaによるとこのように書かれています。
メキシコでも豊かな銀山に恵まれ、スペイン植民地時代の美しいコロニアル建築で有名である。歴史的な市街地と近辺の銀山はユネスコ世界遺産に登録されている。
なるほど。銀山があるんですね〜。
そして、グアナファトが文化遺産に登録されたのは1988年だそうです!
“宝石箱をひっくり返したような街“なんて表現がされるくらいカラフルで可愛い街なので、最近のイケてる(死語?)女子に人気な”インスタ映え”する”フォトジェニック”な場所だと思います。
しかし、別の意味でも宝石箱をひっくり返したみたいにゴチャゴチャしていて、道が入り組んでいるため、初めて行く人は迷ってしまうかもしれないので注意です(笑)
一度地理がわかってしまえば大丈夫ですが、最初に着いた時には宿泊先が全然わからなくて困りました。
アラサーバックパッカー迷子、、(泣)
さらにグアナファトの道は歩道がものすごく狭く、さらに石畳で坂道も多いのでスーツケース泣かせな街でもあります。
私はカナダから急遽メキシコに行くことを決めたため、本来であればバックパックで旅行したいところなのに、スーツケースで移動しなければならず、ともかくクッソ不便でした。
タクシーを利用しないのであれば、グアナファトは絶対にバックパックがオススメです!
場所・地図・アクセス
グアナファトはメキシコ中部にあり、メキシコシティーから北に約300キロメートル離れたところに位置しています。
メキシコシティ(空港)からバスでの行き方
私はカナダのバンクーバーから飛行機でメキシコシティーに降り立ち、そのまま飛行場と繋がっているバスターミナルからグアナファトへ向かいました。
グアナファトの宿の予約は事前にオンラインで済ませていたのですが、バスは予約をしていなかったので当日バスのチケットが購入できなかったらどうしよう、、と不安でしたが、無事にその場で購入することができました。
(しかしなぜか私の持っていたクレジットカードとの相性が悪く、楽天カードも三井住友カードも使えませんでした。担当のスタッフに電話して確認しようかと聞かれたのですが、スペイン語もわからないし、たまたま持っていた現金で支払い。)
ニュージーランドで知り合ったメキシコ人の友達に、事前に色々と情報を教えてもらい、利用することに決めたのは“Primera Plus(プリメーラ プラス)”という会社のバス。
Compra Tus Boletos en Primera Plus – PrimeraPlus
メキシコシティ(北バスターミナル・Autobuses del Norte)からもグアナファト行きの直通バスが出ているようでしたが、空港からメキシコシティの中心地まではやや離れているので、空港から直接バスに乗ることにしました。
グアナファト行きの直通はないので、ケレタロ(Querétaro)という場所でバスを乗り換えます。(ケレタロを観光する人もいるようですが、私は省略。)
乗り換えがあるので、購入したチケットは2枚。
メキシコシティ空港からケレタロまでの値段は375ペソ(約2250円)。
ケレタロからグアナファトまでは221ペソ(約1330円)。
それぞれ飲み物とスナックが無料でもらえます(^^)
最初に乗ったケレタロ行きのバスではメキシコらしい辛いサンドイッチももらえて嬉しい☆
飲み物は好きな味が選べます!
グアナファトのバスターミナルから中心地へのバスでの行き方
無事にグアナファトのバスターミナルに到着。
しかし、バスターミナルから街の中心地は離れているんです。
バスターミナルの建物の外にでると、グアナファトの街行きのローカルバス乗り場があります。
ブルーの看板があるのですぐにわかると思います。
5ペソ支払いました。
日本円で30円くらいなので、激安!
ローカルバスなので、荷物を置くスペースがほぼ無くてスーツケースは本当に邪魔。
そして、降ろされる場所がまさかのトンネル内(笑)地上に上がるために途中で階段を登ります。
※帰りの(街からバスターミナルへ向かうバスの)乗り場は地上にあるので、注意してくださいね!
グアナファトの宿
私は宿泊する場所を事前にagoda(アゴダ)で予約しておきました。
“Casa de Pita”という宿でプライベートバスルーム付きの部屋で二人で3泊1,723ペソ。日本円では10,300円くらい。
メキシコにしては安くはないけど、素敵な朝食付きだし部屋が可愛かったです(^^)
キッチン付きだったけど、レストランや食堂で食べても安いので自炊はしませんでした。
遅い時間にはチェックインできないようだったので、もし事前に予約する場合は注意が必要です。
外観は紫色の可愛い建物。ここまで坂を登るので結構疲れます。。
住所:[Casa de Pita] Callejón de cabecita 26 col centro, Guanajuato, Mexico
グアナファト観光おすすめスポット
では、お待ちかねのグアナファトの観光スポットを紹介していきましょう!
グアナファトは小さな街なので、道がわかれば簡単に色々回れてしまいます。
グアナファトの地図
これから紹介する主な場所はこの地図に書きました☆
ピピラの丘(Monumento al Pipila)
グアナファトに来たらピピラの丘は絶対に行ってください!
めっちゃ綺麗です!
明るい時間も夕方も夜景も全て美しいので、日が沈む前に行くのがオススメ。
丘の上なので、夜は風が冷たくて(マジで)極寒だったので、調節できる上着を持っていくと良いでしょう。(10月末の気候です。)
ピピラの丘のアクセスはケーブルカーで簡単に行くことができます。
はっきりとした値段は忘れてしまったのですが、往復でたしか50ペソ(300円くらい)なので、メキシコにしてはなかなかの出費。
歩けば良かったと後悔しました。
徒歩で行くことも可能なので、体力や時間と相談して決めると良いと思います。
ピピラの丘から景色を眺めること自体は無料です(^^)/
ラパス広場とバシリカ (Plaza de la Paz & Basilica)
バシリカは、ピピラの丘からも見えたシンボル的な黄色い教会です。
私は中には入りませんでしたが、外観がとても可愛いかったです☆
アクセスはグアナファトのど真ん中になるので、イヤでも見かける場所だと思います。
この辺りには色々なショップが立ち並んでいて、私は狂ったかのようにビーズのピアスを買いまくりました(笑)
1ペアで50ペソ(300円くらい)。
後に行ったメキシコシティではもっと安く売っている場所があったので、メキシコシティに行く予定がある人はここで焦って買う必要はないと思います☆
(私はメキシコシティでもさらに購入したけどね、、苦笑)
イダルゴ市場 (Mercado Hidalgo)
ここではお土産を買ったり、ランチを食べたりすることができます。
イダルゴ市場の外にも、お土産屋や食べ物屋がたくさん。
一番最初にローカルバスから降り、トンネルから階段で上った場所はこのイダルゴ市場(メルカド)から近いエリアです。
ミイラ博物館 (Museo de las Momias de Guanajuato)
ここは中心地からちょっと離れていてローカルのバスでも行けるみたいなのですが、バスは種類がかなり多く観光客には難しいと聞いたので、私は歩いて行きました☆
この後に衝撃的な写真を載せているので、苦手な方はご遠慮いただくか、覚悟してくださいね。
ミイラに抵抗のない方であれば、行く価値ありです!!
思ったよりかなり小規模でミイラの数は少ないのですが、衝撃度は予想以上かも!
世界一小さいとされる赤ちゃんのミイラまでありショッキングです。
グアナファトの気候がとても乾燥していることから、これらのミイラは普通に埋葬しても自然にできてしまうんだそう。驚きです!
入場料・値段
エントランスの料金は56ペソ(335円くらい)。
写真撮影をしたい場合は別途カメラ持込代が21ペソ(66円くらい)かかります。
WEBサイト
Museo de las Momias de Guanajuato – Inicio
アロンディガ デ グラナディータス/州立博物館 (Alohondiga de Granaditas/Museo Reginal de Guanajuato)
ここは独立戦争の激戦の舞台となった場所で、生々しい壁画がたくさん。
遺跡の出土品なども見ることもできます。
歴史が好きな方や、時間に余裕のある方は行ってみる価値あり☆
入場料・値段
入場料は52ペソ。
死者の日 (Day of the dead)
メキシコに旅行に行くのなら、”死者の日(デイオブザデッド)”のタイミングが絶対にオススメ!!
日本のお盆のような時期でありながら、ハロウィーンに近いようなハッピーなイベントなんです!
映画”リメンバーミー”でも死者の日について知られるようになりました。
私は”死者の日(デイオブザデッド)”の実際の日程である11月1日、2日はメキシコシティに行きましたが、それより早い時期でもグアナファトはお祭り状態(^^)
カラフルな衣装にガイコツのようなお化粧をした、めっっちゃ可愛いメキシコ人の女の子もたくさんいました!
とくにこの子が可愛すぎてメロメロ。ポージングも手慣れたものです!
“死者の日(デイオブザデッド)”ならではのショーや催し物があり大満足な体験。
この時期は夜もたくさんの観光客で賑わっていたからかもしれませんが、グアナファトで治安の悪さは一切感じませんでした!
最後に
メキシコのグアナファト、とてもオススメの旅行先です。
私はカラフルで可愛い街並み、美味しい料理、陽気なメキシコ人の雰囲気にすっかり恋に落ちてしまいました(^^)
実際にメキシコに行くまでは治安の悪さが怖くてビクビクしていましたが、初めて行った街がグアナファトで正直拍子抜けしたのを覚えています。
もちろん国外にいるということを絶対に忘れずに、とくに女性は夜中の一人歩きを避けるなど、最低限の注意は怠らないで下さいね!
映画のロケ地
ちなみに、グアナファトは『レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード』(原題: Once Upon A Time In Mexico)という2003年のアメリカ映画のロケ地でもあるそうです!
私は見たことないけど、、。見た方がいましたらぜひ、感想教えて下さい(^^)/
最後まで読んで頂きありがとうございました!
↓メキシコで女子旅にオススメな”白い街タスコ”の旅行記もあります。
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