《3度のロスバゲ体験談》ロストバゲージ5つの原因・見つかる確率
- 2020.12.21
- 旅行の前後にやることリスト・準備・手続き 旅行記・旅ブログ・海外旅行
ヨーロッパを旅行している時に私を苦しめた”ロストバゲージ(ロスバゲ)”。
そのロストバゲージ(ロスバゲ)の原因や確率、そして私が実際に体験した内容や英語での対応について書いていきます!!
どうにもこうにもストレスの溜まる出来事だったので、今回のブログはやや言葉遣いが荒くなるかと思いますので、あしからず(笑)
- 1. ロストバゲージとは
- 2. 私が実際に体験したロストバゲージ
- 2.1. ロスバゲ実体験 (1)
- 2.2. ロスバゲ実体験 (2)
- 2.3. ロスバゲ実体験 (3)
- 2.3.1. <1日目・ロスバケ発覚>
- 2.3.2. 係員に申告
- 2.3.3. 空港の専用番号に電話
- 2.3.4. LOTポーリッシュ航空に電話
- 2.3.5. もう一度、空港に電話
- 2.3.6. <2日目・荷物は見つからないまま>
- 2.3.7. <3日間・エストニア最終日・フィンランド初日>
- 2.3.8. 化粧品購入
- 2.3.9. フィンランドに入国
- 2.3.10. <4日目・現状変わらず>
- 2.3.11. <5日目・洋服など購入>
- 2.3.12. 航空会社の総合窓口にEメール
- 2.3.13. <6日目・鞄の詳細や写真を連絡>
- 2.3.14. 鞄の詳細や写真を知らせる
- 2.3.15. <7日目・連絡が来る>
- 2.3.16. ついに荷物をゲット
- 2.3.17. 中身を確認
- 2.3.18. <10日目・航空会社にクレーム>
- 2.3.19. 事細かい内容を荷物クレーム窓口に送信
- 2.3.20. 5日前に送った問い合わせの回答が届く
- 3. 次回のブログ予告とまとめ
ロストバゲージとは
ロストバゲージとは、飛行機に乗る前に空港で航空会社に預けた荷物が、いざ目的地や乗り換えの空港についたら出てこず、最終的には完全に見つからず紛失してしまう悲劇のことを言います。
日本では”ロスバゲ“と省略して呼ばれることもあります。
また、英語では”lost baggage”ではなく”lost luggage(ロストラゲージ)”と言われることが多いようです。
荷物が見つかり受け取るのが遅れた場合は”Delayed Baggage(ディレイドバゲージ)”と言います。
ロストバゲージの原因
預けた荷物が紛失したり、受け取りまでに時間がかかり遅れてしまう原因は色々と考えられます。
1.タグの付け間違えや紛失
空港で荷物をチェックインカウンターで預けるとき、かならず”タグ”を付けてもらいますよね?
荷物の行き先が書かれているあのタグです。
最近はLCC(格安航空会社)でチェックインするときは、自分でタグを貼り付けることもあります。
そのタグを係員が付け間違えたり、もしくは外れてしまったりして、ベルトコンベアーでバーコードがうまく読み取られず、正しい行き先の飛行機に荷物が乗らないことがあるそうです。
2.ベルトコンベアーのシステムエラー
先ほど話したタグが正しいものでも、ベルトコンベアーのシステムエラーが起きてしまうことがあるそう。
これは今回私がヨーロッパで起きた”ロズバゲ”の時に言われた内容です。
(しかし本当に機械の故障だったのかはちょっと疑っています。質問してもはっきりとした原因を教えてもらえなかったので、人為的ミスだったことを誤魔化してしるような気もします。)
3.盗難・間違えて他人がピックアップ
他に考えられる紛失原因としては”盗難“です。
空港のベルトコンベアーでだれかが盗んでしまう場合や、最悪の場合は空港職員が盗んでしまうこともありえるとか、、!!
また、自分の荷物に似ている物を他人が間違えて持って行ってしまうことも考えられます。
ただ、この場合はその人の荷物が代わりに残るはずです。
4.乗換の飛行機に荷物だけ間に合わない
途中で飛行機の乗り換えがあるのに、最初の飛行機に遅れがでて、ギリギリ人間は乗り換えに間に合ったが、荷物の乗り換えが間に合わなかった場合。
これは、正確に言うと完全に紛失してはいないので、ロスバゲではなく”Delayed Baggage(ディレイドバゲージ)”にあたります。
5.X線検査などで荷物チェックに時間がかかる
チェックインカウンターで荷物を預けた後に、X線検査チェックで何か怪しいものがあると思われ、開けて調べたりして時間がかかり、搭乗便に荷物を乗せるのが間に合わないパターン。
ロストバゲージにあう確率
ロストバゲージが起きる確率なんて低くて、まさか自分に起こることはないだろうと思っていませんか?
実は私は今までに3回もロスバゲ経験があります。(最終的に全て見つかったのですが、、。)
荷物に関するクレームをする確率
ロストラゲージが起こる確率がハッキリとわかる資料は見つからなかったのですが、ウィキペディアの”Lost luggage”のページによると、2016年・1000人に対して”Baggage Reports”をした割合は2.70人だそう。
つまり荷物に関するクレームをした人の割合は0.27%ということ。
荷物に関するクレームなので、預けた荷物が傷ついたり壊れてしまったという内容もあるでしょう。
荷物が行方不明になる確率
また、「APEX」というサイトに書かれた記事で、SITEの”Baggage Report 2017″によると、2016年・1000人あたり5.73個のバッグが行方不明になったそう!
結構たくさんの荷物が行方不明になっていますね。
SITA Baggage Report 2017: Mishandled Luggage Rates Reach Record Low Thanks to Technology
SITEとウィキペディアのそれぞれに書かれた内容がそもそもちょっと違うのですが、さらに調べた国や航空会社も異なるのかもしれないし、一人あたりあたりが預けている鞄の数が2個以上の場合もあると思われます。
そして、どちらも荷物が完全に見つからなかった統計ではないので、ロストバゲージの確率ではありません。
ロストバゲージが見つかる確率
では、行方不明になった鞄や荷物が貴方の手元に戻ってくる確率はどのくらいなのでしょう?
ちょっと古いのですが、「Los Angeles Times」の2014年の記事によると、 行方不明になった荷物の97%が二日以内に見つかっているそうです。
Lost luggage surprise: 97% of bags are found, returned within 2 days – latimes
私が実際に体験したロストバゲージ
ロスバゲ実体験 (1)
[JAL・日本帰国・成田]
一回目は15年以上前の話なのですが、、ニューヨークへ短期留学をして、日本(成田)に帰国した時のことでした。
利用した航空会社は日本のJAL。
待てど待てど私のお気に入りだった真っ赤なRIMOWA(リモワ)のスーツケースが出てこない、、、。
スタッフに尋ねると、理由はわからないが「もしかしたらアメリカで荷物のチェックに時間がかかり飛行機に乗せるのが間に合わなかったのかもしれない。」とのこと。
若かったし、日本だったし、女性スタッフの対応がとても良かったこともあり、紛失と聞いてもあんまり心配していませんでした。なぜか絶対に見つかる自信があったんですよね。
で、結局一週間以内に日本の自宅まで届けてもらえました。
ロスバゲ実体験 (2)
[Interjet・メキシコ・メキシコシティー/カンクン]
2016年にメキシコのカンクンに着いたときに、ジャンボなバックパックが出てきませんでした。
オアハカからメキシコシティー乗換のカンクン行きで、利用した航空会社はメキシコのインテルジェット(Interjet)。
飛行機の遅れで乗換ギリギリ
最初に乗ったメキシコシティー行きの飛行機が遅れて数時間オアハカで待たされました。
そして、メキシコシティーでの乗り換え時間がほぼ無くて、走ってカンクン行きの飛行機に乗り込みました。
ボーディングの時点で、私の荷物の乗せ替えが間に合ったのかスタッフに英語で確認したのですが、スペイン語圏のメキシコでは空港でもあまり英語が通じず「はいはい、大丈夫、早く乗って下さい。」みたいな感じで乗り込まされてしまいました。
で、結局カンクンに着くと荷物が出てこないと、、、。
荷物は遅れたが行方不明にはなっていない
やはり荷物を乗換の飛行機に乗せるのが間に合わなかったそう。
同じオアハカから飛行機の乗った人が他に2名いて、そのうちの一人が英語が流暢に話せるメキシコ人だったお陰で、英語があまり得意ではないスタッフとの通訳になってくれました。
カンクンに着いたのが夜の8時半くらい。なんだかんだ荷物の手続きをしているうちに9時半くらいになっていたと思います。
荷物は次の便に乗ってくるとのことだけど、その便が着くのは11時頃。しかも、メキシコは飛行機が到着した後に荷物が出てくるまで、もの凄い時間がかかるんだよね〜。。。
それを待っていたら、空港からダウンタウン行きの最終バスには絶対に間に合わない。
宿泊先に荷物を届けてもらう
これは何としても宿泊場所まで荷物を送ってもらうしかない!!
スタッフは「ホテルの住所はどこ?あと君の電話番号は?」と、、。
ホステルの電話番号もわからない。agoda(アゴダ)で予約すると、住所は表示されるがなぜか電話番号は表示されないんだよね。。(いざという時の為に、事前に調べて電話番号を控えておくべきでした。)
宿泊予定のホステルの住所はわかるが、バックパッカー旅行の為に携帯電話はもっていない私。
私が「携帯電話はない」というと、、、
スタッフは「hahaha(笑)電話がないんじゃ荷物が届いたときに連絡できないじゃん。」
「次の便と一緒に荷物が届くまで待つしかないね(笑)」
、、、、。
、、、、。
は?
笑、、、、、だと!??(怒)
こちらはクレームをいれているのに、ヘラヘラしてんじゃねーーーー!(怒)
ムカついたので「あなたスマホ持ってるでしょ?それでホステルの電話番号調べてよ!」と。
お陰様でホステルの電話番号はわかり、その日の夜中に無事にバックパックがホステルに届きました。
ロスバゲ実体験 (3)
[LOTポーランド航空・ポーランド/エストニア・ワルシャワ/タリン]
今回ロストバゲージについてブログに書くことを決めた理由がこのロスバゲ体験。
エクスペディから予約したポーリッシュエアーで、ポーランドのクラクフからワルシャワ乗換のストニア・タリン行きの飛行機でした。
<1日目・ロスバケ発覚>
エストニアのタリンに到着すると、、、バックパックがでてこない。
購入した航空チケット代には荷物代が含まれていなかったようで、預けるのに2500円くらいしたのに、、。
どうやら、私以外に荷物が出てこなかった客はいない様子。
、、、、。
マジか、、、。
バックパック旅行でビビっていた南米では盗難などなく、無事にヨーロッパに来て、もうすぐ日本帰国も迫っているというのに。このタイミングでロストバゲージかいっ!!!
(しかし、この時は後に起こる悲劇も知らずに、今までのロスバゲ経験からしても、すぐ見つかるだろうと鷹をくくっていた。)
係員に申告
とりあえず、まず荷物のピックアップエリアのデスクにいたスタッフに荷物が出てこないと話す。
そのエストニア人男性フタッフは淡々と面倒くさそうに手続きを初めていく。英語は比較的流暢で言語におけるコミュニケーションの問題はない。
スタッフ:「君の名前は?荷物のタグの控えは?連絡先とタリンの宿泊場所は?ラゲージの種類は?色は?」
全てを答えると
スタッフ:「鞄のブランドは?」
「Macpackです。」
スタッフ:「いや、種類じゃなくてメーカー」
と聞いてきた。
“マックパック”というニュージーランドのブランドを答えたのに、ただバックパックと答えたと勘違いしたようだ。(確かに紛らわしい名前だけど、、。)
「Macpackというブランド名なんです!」
そして、荷物はどこにあって、いつ届くのか確認すると
「一般的には当日か翌日に届くから、宿泊場所に郵送しますよ。」と。
確かに荷物が紛失したのはこのスタッフの責任ではないけど、ボソボソ喋るし、とにかく愛想がなくて全く親切でない彼の態度にイラっとしたよね。
とりあえず、紛失届けの控えを貰って昼前くらいに入国。
空港の専用番号に電話
バックパック旅行中は携帯電話を持っていなかったから、連絡先にタリンでお世話になるエストニア人の友達の番号を知らせていた。
しかし、夕方になっても何の連絡もない。
荷物がすぐに届かないにしても、せめて何処に荷物があるかくらいは知りたい。
友人がタリン空港の荷物紛失係に電話してくれることになった。
プルルルルルルルルルルルル、、、。
ガチャ。
「ただいま、電話が大変混み合っております。もうしばらくお待ちください。」
♩🎶♫♪♬〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
・
・
・
・
5分経っても10分経っても音楽が鳴り続ける、、。
これを5回以上繰り返してもでない!!
これでは埒が明かない。
LOTポーリッシュ航空に電話
直接の責任があるであろう”LOTポーリッシュ航空”に電話してみることにした。
・
プルルルルルル〜
プルルルル〜
こっちの電話も混み合ってるんかいっ!
・
やっと繋がって電話に出た女性に事情を説明すると、
「申し訳ありませんが、鞄のトラブルについては空港の専用窓口に相談して下さい。」、、、、、、、、だと?
「もう何度もその番号に電話したんです。でも全然電話にでてもらえなくて困ってます。そちらでどうにかしれもらえませんか?あなたの会社を使って紛失した鞄です。お願いします。」
しかし、彼女は誤ってくれるものの、鞄に関してはこの電話窓口では担当していないと繰り返すばかり。
なんなんだよ、、マジで!
もう一度、空港に電話
というわけで、また空港の担当窓口に電話することとなった。
何回も何回も何回も何回も試して今度こそ、やーーーーーっと繋がった。
ついに貰った回答は「ワルシャワ空港の荷物コンベアーに不具合があったようだけど、荷物はどこにあるかまだわからない。」とのこと。
は?
とりあえず、謝れよ。てか、見つからなくてもまず連絡しろよ。
<2日目・荷物は見つからないまま>
翌日もまた繋がらない電話番号に何度も掛け続けて、やっと出たと思ったら、貰った回答は前日と同じ。
はぁ。。。
この次の日にはフェリーでフィンランドに移るというのに、なんてこった、、。
空港の担当窓口にメールで「明日からフィンランドに移動するので、荷物が見つかったらフィンランドの友人の電話に連絡し、このフィンランドの住所に送っほしい。」と英語で連絡。
<3日間・エストニア最終日・フィンランド初日>
結局エストニアにいる3日間のあいだに結局バックパックは見つからなかった。
しかも、こちらから電話しない限り向こうからは全然連絡してくれない、、\\\٩(๑`^´๑)۶////
常にノーメイク、パジャマはないし、同じ洋服しかないし、カメラの充電器はないし、もう本当に不便でイライラ!!
化粧品購入
もうこれ以上スッピンのままの顔が思い出として写真に残り続けるのは辛すぎる。
ポーリッシュ航空のせいで荷物が無くなったんだから、きっと保証してもらえるはず。
でも、もし補償してもらえなかったら困るから、一応一番安い化粧品を買い揃えることに。
・ファンデーション
・チーク
・マスカラ
・アイブロウ
安くてシンプルな物だけを買っても4つでトータル約40ユーロ。日本円で5000円以上もかかってしまった。なんとしても補償してもらいたいからレシートは絶対にキープ!!!
フィンランドに入国
この日の夜はWiFiの繋がらない場所に泊まったから確認できなかったけど、もしかしたら本当は荷物についてのメールが来ているかもしれないと期待。
<4日目・現状変わらず>
4日目の夕方になってやっとWiFiが繋がったものの、やはりメールは来てなかった。
LOTポーリッシュ航空のホームページに”Baggage-related complaints(荷物に関するクレーム)”というページがあるのを発見。
タリンの空港は自分たちの責任ではないと思ってやる気がなさそうだし、ここは責任をとるべきである航空会社に直接催促して、焦らせるしかない。
そのページのフォームにタグ番号や申告ナンバー、荷物の詳細、氏名、住所など事細かく入力して、最後の備考欄に「鞄は一体どうなってるんだ。洋服、下着、化粧品、歯磨き粉など必需品などが無くて困ってる。それらを購入するから、補償してほしい。現在フィンランドに移動したので、荷物が見つかり次第この住所に送ってくれ。すぐに返事が欲しい。」と英語で入力した。
(英語の間違いがあるかもしれないけど、)実際に送った英文がこれ↓
Hello,
I have reported about my missing baggage to TLL airport on the 29th of July but I still don’t know where my baggage is.
I have been waiting for news from TLL airport but they have not replied me since 29th of July.
I’m using the baggage with my partner and we put all our valuable stuff together.
We are now traveling in Finland until 8th of August and need to get some new clothes, underwear, toiletry , cosmetics and that kind of stuff at least . (I need our camera chargers too but I don’t know if I can find them here.)
And I would like you to pay for that. Because we don’t have any of these with us right now.
Also I’d like to know what is going on with my baggage, how long you are going to look for it and what would you do if you can’t find it.
I’m very worried about the baggage because you don’t send me any progress.
Address In Finland: ○○○
Phone in Finland: ***ー***
I’m going back to Japan for good on the 8th of August. so please do your best and contact me immediately!
Thanks,
すると「受け付けました。4週間以内に返事します。」と表示され、送った内容に対しての返事は何日経っても結局なかった。
くそー!
<5日目・洋服など購入>
パジャマはフィンランド人の友達に借りたものの、5日間も私服が同じなのはさすがにヤバい。
もう我慢の限界。洋服や下着、保湿剤など購入。
当時、私はパートナーと一緒に旅行をしていて、そのバックパックには二人の荷物が入っていたので、二人分の服などを購入したので、全てトータルで310ユーロもかかってしまった、、。
日本円で約4万円!!これは何としても補償してもらいたい。
航空会社の総合窓口にEメール
今度はLOTポーランド航空の総合窓口的な連絡先(lot_info@lot.pl)にEメールを送ってみた。内容は前日のフォームから送ったのと同じ内容で、簡単に言うと「荷物はどうなってる?必要な物を購入したいから補償して欲しい。すぐに返事をくれ。」といった感じ。
<6日目・鞄の詳細や写真を連絡>
荷物が無くなってから6日目。はぁ、、。
もう本当に荷物は見つからないかもしれない。
南米で自分用に買った物やヨーロッパで友達にもらった特別なお土産なんかも入っているのに、、。バカなことに現金も数万円分くらい入っている。
大きい鞄は他にないし、もしかしたら帰国用に新たにバックパックかラゲージを購入しないといけないかもしれない。
本当にストレスだ。
一番最初に空港で荷物紛失の手続きをした時に貰った控えの紙を見直してみると、「バックパック、グレー」とは書かれているが、聞かれたはずのブランド名は書かれていないし、サイズ等も聞かれていない。
鞄の詳細や写真を知らせる
タリン空港の担当窓口にメールでもっと詳しい内容を知らせて、バックパックの写真も送ってみよう。少しでも情報が多いほうが見つけやすいはずだ!!
バックパックのサイズや、バックパックに付いている鍵の数や色など覚えている限り事細かく特徴を書いて写真データを添付。
「何故なにも返事してくれないんだ。」とも付け加えた。
Why is it taking so long to just reply to me about the progress of my lost luggage?
I write information about my luggage. Pictures of my backpack are attached to this E-mail as well.
Luggage type: Backpack
Backpack brand: mac pack
Color: Black/Grey
Size: 70L to 80L
It has two black locks on it.
If you need more information about my Luggage ,I’m willing to tell you.
Please reply to me as soon as possible.
Best regards,
文法的な間違いなどあるかもしれないけど、、上記の内容が英語で送った文章。
すると、その日のうちに返事がきた。
これが実際に来た英語の文章↓
Hello,
We have updated the report with the new contacts.
Unfortunately still no confirmation about the luggage.
As soon as it sorted it will be sent to Kuopio Finland.
In case the luggage number has come off the bag, could you please describe what kind of specific items you may have had inside the backpack.
Regards,
「届け先はフィンランドの住所に変更しました。
残念ながら、まだ鞄は見つかっていません。見つかり次第直ぐにフィンランドの住所にお届けします。
もしもタグなしの似ているバックパックが見つかった場合は、中身についての詳細について聞くことになるかもしれません。」
ふむ。。
とりあえず今回の返事は今までの中で一番早かった。
<7日目・連絡が来る>
フィンランド時間の朝9時、空港からメールが来て、「あなたの荷物が届きました。都合の良いお届け時間を教えて下さい。
もしくは空港まで取りに来ていただくことも可能です。」だとーーーー!!
これが実際に届いた英語の文章 ↓
Hello!
We received your bag here at Kuopio Airport.
Please contact us so that we can agree about the delivery time.
Our office is open today from 12 to 18.25.
Or if you wish to pick it up earlier, Airport Info -desk is open all day and you can ask it from there.
Best regards
連絡が来たのはエストニアのタリン空港ではない。
なんとフィンランドの友人宅から一番近い空港から直接連絡が来たのだ。
もう荷物はすぐそこの空港に届いているというわけ!!
なにこの速さ。今までの遅さが嘘みたいだ。
ともかく、見つかった!!
本当に私達の荷物が見つかったんだ!!!!!!
しかも、もう既にフィンランドの空港に届いているなんて!!
間違いなく、前日に送ったバックパックの写真効果だ。
わかりやすい写真を送って良かった。
ついに荷物をゲット
丁度この日は友人の車で、その空港の近くを通って出かける予定だったから、その途中で友人が空港に寄ってくれることになり、直ぐにバックパックをゲット。
嬉しい。嬉しすぎる!
約一週間も荷物が見つからなかったので、てっきりタグが外れてしまっているのかと思っていたが、なんとエストニアのタリン行きと書かれたオリジナルのタグはそのまましっかりと付いていた。
つまり、このバックパックはずーーーっとポーランドのワルシャワに置きっ放しになっていたのに、だれもタグの確認をしていなかった可能性が高い。
キーー!!なんて適当なんだ!!
中身を確認
しっかりと鍵を付けていたし、盗まれた物などはなかったようだ。
しかし、当時のパートナーが、イタリアのオシャレ床屋で購入した”ポマード”のケースが変形している。少なくとも中身に問題はないが、ケースはボコボコだ。
そして、私がエクアドルのクエンカで自分用に購入したパナマハット3つが全てペシャンコに潰れているではないかーー!
この写真は購入したばかりのときの綺麗な状態の帽子。
たしかに今までの移動中にちょっと変形はしていたんだけど、今回嘘みたいに惨めな姿に変形、、。グスン
これらについても航空会社にクレームを言う必要があるぞ。
<10日目・航空会社にクレーム>
本来直ぐにでも航空会社に連絡を入れるべきだが、なんせ旅行中だから予定があったりして、やっとこの日に連絡を入れることができた。
前にも一度連絡した航空会社(LOTポーリッシュエアー)のウェブサイトにある”Baggage-related complaints(荷物に関するクレーム)”というページのフォームから問い合わせる。
それにしても、このフォームがどうにもこうにも面倒くさい。
名前や住所はもちろん、飛行機に乗った日付・場所・フライトナンバーなど全て一から入力。
事細かい内容を荷物クレーム窓口に送信
そして、購入した全ての物の名前・値段を一つ一つ入力しなければならない。
今回購入したものの全てのレシートはキープしているが、エストニア語とフィンランド語で書かれているから、その内容を照らし合わせるのもなかなか大変な作業だ。
全てのレシートを写真に取って添付する必要もある。
そして、ダメージをうけてしまったものを全て入力。
品物の写真を撮影し、たまたま取っておいたレシートのデータも添付した。
内容は全部英語で入力し、最後に長々とクレームの文章も書いた。
Hello,
My luggage which I use with my partner had been missing for 1week.
And I’m not happy that no one have ever apologized to me about it yet!
My partner and I had to purchase some essential items such as clothes and cosmetics etc.
And I finally got my luggage back on 4th of August but the container of pomade (€19)which was supposed to be a gift from Italy is damaged and the 3 hats(US$90) which I can buy only in Ecuador are squashed so badly.
I would like to be payed back all the money I have spent for the essential items, the damaged items and the baggage charge (JP¥2595).
Please contact me immediately.
Regards,
荷物を預けるのにかかった料金も返金して欲しいし、二人で使用している鞄なので、それぞれが購入した物の補償をして欲しいと。
で、最後に送信ボタンを押すと表示されるのが、、、「受け付けました。4週間以内に返事します。」ね。
はいはい。4週間って、、。遅すぎだろが!
5日前に送った問い合わせの回答が届く
この日に送ったフォームとは全く関係ないが、5日間も前に(荷物が見つかる前に)LOTポーランド航空の総合窓口の(lot_info@lot.pl)に送信したメールに対して返事が来た。
Dear Sir or Madam,
thank you for your message.
I kindly inform that LOT Contact Center has only the information that is available in the WorldTracer system.
All passengers with lost luggage can easily access the system by visiting the lot.com website and clicking the baggage tracing button.
Passengers are informed about any status update of the case by SMS.
If you have any further questions, please contact the baggage department directly at: baggage.search@lot.pl or by phone: +48 22 650 12 50.
Baggage search and delivery is handled by a separate department, therefore we have no way of speeding up the case.
We are very sorry for all the inconvenience.
We kindly ask you to keep all previous messages. Maintaining correspondence history will help us accelerate our processing of your case.
Best regards,
簡単に言うと”ここは荷物に関する担当部署ではないので、荷物担当の部署に直接連絡して欲しい“と。
は?
こんなに何日もかかって、やっと来た返信がこれかよ。
マジで。。。
LOTポーランド空港なんて大嫌いだ。
<次回につづく>
次回のブログ予告とまとめ
ロスバゲ実体験 (3)で荷物が見つかるまでの約一週間の間に購入した物や破損した物の補償はしてもらえたのか?
どのような英語でクレームをしたのか。
鞄が見つかったあとの対応とやり取りについては次回の旅行ブログに書きました(^^)/
いやー、それにしてもストレスだったわ〜。。
荷物が紛失している間、化粧品や着替え、カメラの充電器がなくてともかく困ったよね。
そして、さらにストレスが溜まったのは、どこに連絡しても迅速に対応してもらえないこと!!
ロストバゲージ(ロスバゲ)について一番最初に対応するのが航空会社ではなく、到着した空港の担当部署なので、責任感を持って探してもらえないし、航空会社はどこまで補償してくれるのか教えてくれないし、、、。
なにより一週間も荷物が見つかるのかどうかの保証がないのが辛かったです。
では、次回もお楽しみにー!!
1週間後ロスバゲが見つかった後の補償交渉《ロストバゲージ英語対応》LOT航空
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