うゎ!チェコの骨の教会【閲覧注意】セドレツ納骨堂←プラハからの行き方
- 2020.12.27
- Czech Republic(チェコ)
- ダークツーリズム/カオス
今回のブログは、不吉なオーラ漂う「人骨で装飾されたヤバい教会」の旅行記です。
今まで、旅行した国は37ヵ国。色々と”カオスな物や場所”は見てきたかな〜と思うのですが、こんなにたくさんの頭蓋骨がアートのように飾られているのを見たのは、この「セドレツ納骨堂」だけでしょう。
怖いものが苦手な方はご注意下さい。結構 気持ち悪いです、、。
この「セドレツ納骨堂」はクトナーホラという場所にあり、チェコの首都プラハから電車で日帰りで行くことができます。
実際に訪れてみたい人向けに、電車での行き方、地図、入場料などの詳しい情報も書きました!
では、覚悟は良いですか?
どうぞ、ご覧ください、、、。
チェコ(クトナーホラ)の人骨教会「セドレツ納骨堂」
では、まずは細かいことは抜きにして、2017年7月に私が実際に行って撮影した写真を見ていただきましょう。( ※ 画像転載禁止なので、よろしくね。)
入り口で入場料を払い、いざ中に入ると、さっそく大量の人骨が目に飛び込んできます。
頭蓋骨も怖いけど、骨盤らしき骨が綺麗に飾られているのが、、、なんともゾワっとします。
こんなにたくさんの人骨を飾るなんて、、、普通の人間では考えもしないことですよね。
骨が十字架のような形に飾られいる箇所もあります。
下から覗くと、、、ものすごい視線を感じますね、、。
入り口付近から、さらに奥に進みます。
、、。
これは、、やばいね。
この写真の左部分に”セドレツ納骨堂”についての解説のされているパンフレットが置いてありました。
英語以外にも日本語のものを読むこともできます。(しかし、日本語よりも英語のもののほうが、詳しく説明が書かれていました。)
19世紀にシュヴァルツェンベルク家がこの教会を購入し、”F. Rint”という方に人骨を使った内装を担当させたんだそう。
壁には、この”F. Rint”さんの名前が骨で残されています、、。
一番奥には、イエスキリストの象が貼り付けられた十字架が飾られいました。
中央の頭蓋骨をご覧ください。銃弾で空いた穴なのでしょうか、、。
中央の天井を見上げると、、。
、、、、、、。
どうしたら、人様の骨をこんな風に飾りたいという気持ちになるのでしょうか。不思議でなりません。
極め付けはこちら。
骨で作られた、シュヴァルツェンベルク家の紋章。
よく見ると、、、骨で作られた“鳥の形をしたオブジェ”が、頭蓋骨の左目あたりを突いています。こわー
(実際の紋章で描かれているものは、トルコ人の頭を突くカラスだそう、、。)
この紋章は、チェコの”フルボカー城”で見ることができるようです。
実際の紋章のデザインをみると、この骨で作られた紋章のデザインの見え方がまた変わります。
↓ 「なんたって44歳!」さんのブログの旅行記に、紋章の写真が掲載されています。
鮮明な写真をいくつか載せてくださっているので、参考になりました☆
↓Wikipediaにも、紋章の絵が掲載されています。
File:House of Schwarzenberg arms.gif – Wikimedia Commons
こちらの網の中には、ものすごい量の骨が収められています。
やば、、。
この頭蓋骨には生々しい穴があいています。
セドレツ納骨堂(Sedlec Ossuary)の歴史
さて、気になる”セドレツ納骨堂の歴史”について少し話しましょう。
もともとは、今のように骨が飾られている場所ではなかったようですよ。
1278年、セドレツ修道院の修道院長が、エルサレムの”ゴルゴダの丘”から少量の土を持ち帰り、それを墓地に撒いたことにより、中央ヨーロッパでは人気の埋葬場所となったそう。
そして、14世紀に大流行したペストによって亡くなった人や、15世紀のフス戦争の犠牲者もここに埋葬されたんだとか。
教会が建てられたのは15世紀のこと。
墓地の中央に教会を建設するために、一部の埋められた骨を掘り起こして、チャペルのある下の階に納めたことにより、ここが”納骨堂”となったらしい。
しかし、骨の奇抜な装飾を行ったのは、さらに後のことで1870年でした。
この教会を購入したシュヴァルツェンベルク家は、木彫師の”F. Rint”に 納骨堂に納められた骨を使った装飾を依頼したそう。
(これって、木彫師の仕事とは全然違うような、、、。)
セドレツ修道院のホームページによると、現在保管されているスケルトンの数は4万人分以上とされています。
WEBサイト
Sedlec Ossuary – The Church of Bones
セドレツ納骨堂の行き方
セドレツ納骨堂は、「クトナーホラ (Kutná Hora) 」という場所にあります。
電車で プラハから”クトナーホラ”への行き方
クトナーホラまでは、チェコの首都”プラハ”から電車で日帰りで行くことが可能。(2017年現在)
1時間に一本くらいでていますが、直通電車は約2時間に一本。
直通電車なら、だいたい1時間でクトナーホラに到着します☆
電車の時刻をホームページでチェック
チケットは当日の朝買えば問題ないと思いますが、事前に“電車の時間”をWEBサイトから調べておくと安心です!
https://www.cd.cz/en/default.htm
Fromには “Praha hl.n” 、Toには “Kutná Hora hl.n” を入力して、日にちや時間を入力し、SearchをクリックすればOK!
では、「プラハ中央駅」へ向かいましょう!
プラハ中央駅についたら、チケット売り場へGO!広い駅なので、迷いそうですが、、一番下の階にあります。
カウンターで直接スタッフからチケットを購入します。
私は直通の電車にしました(^^)
ホームページで表示されていた値段よりちょっと高くて、一人189コルナ(CZK) (日本円で¥1000くらい)。
帰りは何時になるかまだわからなかったので、片道チケットだけ購入。
電車はこんなかんじ。セカンドクラスで全然問題なしです(^^)
改札はありませんが、電車に乗ってからチケットをチェックするスタッフがやってくるので、チケットをなくさないように!
降りる駅”クトナーホラ”の駅のホームです。
終点ではなかったと思うので、乗り過ごさないように注意。
階段を降りて、出口を目指します。この通路には、セドレツを意識したような骨の絵が書かれていました。
クトナーホラ駅からセドレツ納骨堂への徒歩での行き方
駅からセドレツ納骨堂までは、歩いて20分弱。
駅のホームを出たら、まず右に向かいます。
その後、左へ進むと”Church of the Assumption (Cathedral of Our Lady)”という教会が左手に見えてきます。
この教会が見えたら、右に曲がります。
すると、セドレツ納骨堂の入り口が見えてきます。
屋根の上に骸骨のオブジェがあったら、その建物がセドレツ納骨堂で間違いありません(笑)
帰りは、クトナーホラ駅のホーム内にあるチケットブースで、スタッフから帰りの切符を買うことができます。
私の帰りの電車は、遅れてきたので、間違えて行き先の違う電車に乗らないように注意してくださいね!
地図・アクセス
セドレツ納骨堂(クトナーホラ)の入場料
私が行った2017年7月時点で、セドレツ納骨堂の入場料金は一人90コルナ(CZK)でした。
チケットは、建物の入り口で購入します。
クトナーホラにある、世界遺産などの入場がセットになったチケットも販売しているみたいです。
セットのチケットを買うほうが割安みたいなので、クトナーホラを観光する人におすすめです。
クトナーホラのその他の観光
クトナーホラには、世界遺産に登録されている観光名所もあるとのことで、ついでに見学するか迷いました。
しかし、セドレツ納骨堂からシティーセンターまでは2.5kmも離れているので、歩くには結構面倒だし、、、そこまで興味があるわけではなかったので、今回は省略。
最初に駅から歩いて向かう途中にあった教会”Church of the Assumption (Cathedral of Our Lady)”も世界遺産に登録されているみたいです。
教会や大聖堂が好きな人は行ってみても良いのでは?
セドレツ納骨堂の近くには”インフォメーションセンター”があって、英語で対応してもらえるし、地図をもらうこともできます☆
最後に
頭蓋骨だらけで、ちょっとヒヤ〜っとするような写真だったかもしれませんね、、。
セドレツ納骨堂は、実際に見てみて かなり衝撃的でしたが、写真で見るよりも規模は小さいです。写真撮影をしないのであれば、5分くらいで全て見終わってしまいそうな小ささでした。
機会があれば、足を運んでみてはいかが?
最後まで読んでくれてありがとう!
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